皇帝・碧成との間に唯一子をなし、後宮で威勢を誇った寵姫・芙蓉に皇后暗殺の濡れ衣を着せ、追い落とした雪媛。<br />しかし芙蓉は、幼い頃から自らに慕い付き従う潼雲を使い、雪媛を陥れようと画策し始めた。<br />潼雲が雪媛の護衛として任じられると、未来の記憶を持つ青嘉は警戒を強める。<br />そして雪媛が寵を得たことで増長した尹族の横暴は、雪媛への悪評となりはじめ……?