平安あや解き草紙 ?その姫、後宮にて天職を知る?
自分の半分ほどの年齢である帝から求愛されながらも、妃ではなく尚侍として後宮で働くことが楽しい伊子。
ある日、帝の石帯から飾り石がひとつ紛失していることがわかった。
まさか後宮の誰かが盗んだ…? 疑いたくはないが、石がないことは事実。
責任を問われる立場の伊子は周辺の女房たちに聞き込みを始めるのだが…。
仕事も恋も大忙し!? 平安後宮お仕事ミステリー。
【目次】第一話 いかなる財や名誉を持ってしてもどうにもならないこと/第二話 まったく人騒がせなことこの上ない/第三話 はしたない宮仕えのほうが性にあっている
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