黄の宮の麒麟の祠で眠り続ける絳星。<br />聖魔獣によって呼ばれた夢の世界に囚われているのだ。<br />黄帝候補として絳星を認めない煌麒から彼女を守るために、麟耀が傍らで見守っていた。<br />その頃、静黎の分身である蛇霊を伴って黄の宮へ向かっていた須玄は、途中で見かけた闇の宮に立ち寄る。<br />異形の獣たちが棲む奇妙な部屋で昏藤と再会を果たすが、様子がおかしい。<br />彼もまた、夢に囚われていたのだ!!※イラストは収録されていません。<br />