<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。<br />「出来そこない」ながら弓の才能を見出され、リーリエ国騎士団員となったニナは、年末休暇で束の間の平穏を味わっていた。<br />が、国境を接するシュバイン国との間に問題が起き、因縁のガルム国で裁定協議会が行われる。<br />それ自体はなんとか終わったものの、その後、ニナは何者かに攫われ…!?