芙蓉が身籠った子が次代の皇帝となる皇子であると知る雪媛は、その子が生まれる前に亡き者にするべきか迷いを感じていた。<br />そんな中、珠麗が芙蓉の世話係として皇宮へと上がることに。<br />一方、幼い頃に芙蓉の父の陰謀で全てを失った美貌の青年・飛蓮は女形役者として皇帝の前で芝居を披露することになるのだが……。<br />陰謀と嫉妬が渦巻く中、歴史の歯車がくるい始める。<br />