小さな町工場の息子・山崎瑛。<br />そして、日本を代表する大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬。<br />同じ社長の息子同士でも、家柄も育ちもまったく違うふたりは、互いに宿命を背負い、運命に抗って生きてきた。<br />強い信念で道を切り拓いてきた瑛と、自らの意志で人生を選択してきた彬。<br />それぞれの数奇な運命が出会うとき、逆境に立ち向かうふたりのアキラの、人生を賭した戦いが始まった――。<br />上下巻をまとめた合本版。<br />