<リング>シリーズは、「貞子」の名とともに、世界中に日本ホラーの底深さを知らしめた。<br />「心地よい恐怖に浸るうちに怪異な闇に呑み込まれてゆく極上のミステリーに酔い痴れました」と稲川淳二氏が絶賛する18話は、25年に及ぶ自身の航海経験を中心に、海の仲間や知人友人から聞いたもの。<br />海の底知れぬ魅力と、海をめぐる無限の恐怖が入り混じる。<br />「怖い、怪しい、身も凍る―」海をめぐる本当にあった全18のエピソード。<br />