チンギス紀
モンゴル族の統一をかけた大きな戦いに結着がつくも、敗れた者たちはそれぞれに生き延びる。
その中には、命ある限りテムジンの首を狙い続ける者もいた。
テムジンはモンゴル族統一後も、遊牧だけではない生活を見据え、積極的に動く。
軍の南の拠点となるダイルの城砦を訪れ、さらに大同府へと向かう。
大同府には、かつて一時期を過ごした蕭源基の妓楼があった。
そこでテムジンは轟交賈の男と出会う。
しかし、そのような状況下、草原を生きる者たちに激震をもたらす出来事が、ふたたびテムジンを待ち受けていた。
好評第八巻。
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