拓己は大学卒業後、実家の酒蔵を継がずに、就職のため東京に行くということが決まってしまった。<br />そしてひろは祖母の神社を継ぐという自分の夢に近づくべく、京都の大学に進学することを決める。<br />ずっと一緒だった水の神様の化身、シロとの関係性にも変化の時が訪れ、桜舞う春には大好きな拓己との別れが迫る…! 京都伏見のほっこりじんわり、あやかし物語、涙のクライマックスへ…!