王女の遺言
死に瀕した国王の言動から自らの出生に疑いをもったディアナは、紆余曲折を経てアレクシアと再会を果たす。
アレクシアは自分たちの出生の秘密を確かめるため、一人で生誕の地を目指した。
そこで当時の生き証人から聞かされたのは、二人の驚くべき血の繋がりだった。
時を同じくして国王が崩御。
王位はエリアスが継承することになった。
だが、戴冠式当日、残酷な企みが幼い王太子を襲う……。
ついに玉座への野心を露にした異母兄ウィラード。
過去にすべてを失い、最後に’ウィラードの野心’を信じるセラフィーナ。
敵対するグレンスター公爵家の、長きにわたる野望。
その時、同じ姿をしながら別々の道を歩んできた二人の選択は? 王国を揺るがした身代わり陰謀劇、涙の完結巻。
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