平安あや解き草紙 〜その姫、後宮にて天職を知る〜
帝に忠誠を誓う伊子を見限った入道女宮は、伊子の恋人である嵩那と大納言の娘・玖珠子の婚姻を画策する。
しかし玖珠子は姉の麗景殿女御の看病を名目に、婚約の話を中断。
そんな中、洛外では疫病流行の兆しの報せが届き、帝が病に倒れた。
それが入道女宮の呪詛ではないかと囁かれ……。
帝を守るため、嵩那を巻き込まないため、伊子は入道女宮と最後の対決を決意する! 恋も仕事も諦めない! いつの時代も、働く女性は忙しく、そして幸せ――。
働く姫君の平安事件簿、歓喜の大団円!
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