ブルーローズ・マーキュリー
20世紀前半のイギリス。
エインズワース博士がかつて「人体蘇生」を研究していたという疑惑を追う新聞記者のロニーは、友人女性のマデラインをメイドとして博士の邸に送り込み、情報を得ようとしていた。
だがある日、病弱な博士の妻メアリーが倒れ、同時にマデラインは博士から解雇されてしまう。
既に夫人と深い友情で結ばれていたマデラインは、必死に夫人の無事を確かめようとするが…?(薔薇色の歯車)発展しつつある科学が魔法を駆逐しつつある世界。
魔法使いのエヴァレットとその弟子ファーナは、サングイス湖で邂逅した不思議な老人が、かつてエヴァレットの師・メリッカに「青い薔薇を作れるか」と依頼していたことを知る。
師が交わした約束を実現すべく、エヴァレットはなさぬ仲の兄弟子・ブルーノと協力し、メリッカの研究を受け継ぐことに。
老人はなぜ青い薔薇を求めるのか? そして「不死」といわれるものの正体は……?(『ポルターダの魔法使い』) 2つの異なる世界を行き来しながら綴られてきた壮大なファンタジー、ついにクライマックスへ!
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