この本は、なんだかわからないうちに人生をしくじった僕と、その周辺について書いたものである。<br />青春が終わっても人生は続く。<br />若さゆえの生きづらさを描いてきた小説家が、新たな苦しみに直面した三十八歳から四十歳までの日々。<br />「青春とシリアルキラー」と「ドグマ34」を収録。<br />