琉球建国記
15世紀、琉球王国。
勝連半島の無頼漢の赤や氷角たちと役人の加那は、立場を超えて仲間となり、民衆に悪政を強いる勝連城主を倒した。
新たな按司となった阿麻和利(加那)は、活発な交易で繁栄をもたらす。
一方、王位を巡る内乱を経て国王となった尚泰久と側近の金丸は、彼らの活躍に脅威を感じ、失脚させるための計略をめぐらす。
国のありようをめぐる阿麻和利と金丸の対立。
琉球王朝の興亡という史実を背景に、血湧き肉踊る物語に換骨奪胎し再構築、それぞれの熱い生きざまを描く長編歴史小説。
「これは琉球版、水滸伝だ!」――今野敏さん絶賛!
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