没落した貴族の娘、シャルロットは王女の家庭教師として静かな日々を送っていた。<br />ある日、王太子のオリヴィエから偽の恋人役を頼まれる。<br />次々と縁談が持ち込まれて、政務に差し支えていたのだ。<br />本物の恋人らしく振る舞うために、キスやそれ以上の恋のレッスンが始まる。<br />偽りの関係だったはずなのに、優しいオリヴィエと過ごすうちにシャルロットの心に芽生えたのは「本物の恋」だった