ファンタジーの七つの時代
著者ピーター・ミルワード氏は『ファンタジーの七つの時代』において、イギリス文学におけるファンタジーの伝統を、西洋の歴史をたどりながら探求しています。
本書は以下の各章で構成されています。
プロローグ ファンタジーという別世界第一章 創造と壊滅のファンタジア第二章 神話のふるさと第三章 妖精物語のファンタジー第四章 聖杯探求第五章 ルネサンス・マジック第六章 楽園喪失から新しきエルサレムへ第七章 ナンセンスの世界エピローグ 現実への回帰『ロード・オブ・ザ・リング』や『ナルニア国物語』、『不思議の国のアリス』など、今日、映画化されて人気のある、有名なファンタジーの作品も登場します。
こういったファンタジーが、イギリスという国で育まれた文化・宗教を背景にしていることについて、本書はわかりやすく解説しています。
また、英文学研究者の方だけでなく、幅広い層の読者の方に親しんでいただけるよう、各章の人物・歴史的事項・作品に関する注が訳者によって付けられています。
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