ふいにあなたが舞い降りて
19世紀ロンドン。
30歳の誕生日を目前にして、女流作家アマンダは、ある決心をした。
記念すべき誕生日に、「男娼」と初体験をすることに決めたのだ。
約束の時刻。
現れたのは、イメージしていた「プロ」には似つかわしくない、知的で、どこか危険な感じのする美貌の青年だった。
いったい、どういうこと?しかし、短く甘いひと時を過ごすと、青年は名も告げず、「夢の途中」で立ち去った。
数日後のあるパーティーで、アマンダの前に再びその青年が現れた。
実は、彼こそがアマンダの最も嫌う急成長の出版社の社長、ジャック・デヴリンだったのだ。
ジャックはアマンダにある出版計画をもちかけるが……二人の一筋縄ではゆかない恋の行方は!?
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