放蕩者を改心させるには
1775年、イングランドの名門貴族ド・モンフォール家に次男チャールズからの手紙が届く。
軍人のチャールズは独立戦争のさなかにあるアメリカのボストンで戦死しており、死の直前に手紙を出していた。
そこには、ジュリエット・ペイジという商店主の娘にプロポーズをした、自分の身にもしものことがあったら彼女を頼むと書かれていた。
その1年後、ジュリエットは海を渡り、乗合馬車で公爵家のあるバークシャーに向かっていた。
馬車は道中で追いはぎに襲われるが、身なりのいい紳士が窮地を救う。
彼こそはチャールズの弟ガレスだった。
ガレスは「放蕩者の巣窟」というグループの頭で家族にも手を焼かれていたのだが、ジュリエットと出会って……NYタイムズ、USAトゥデイのベストセラーリスト作家、日本初上陸!
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