駅員・下地康次郎に辞令が出て、赤字ローカル線の『鬼神駅』駅長として単身赴任した。<br />辺鄙な駅での赴任一年が過ぎた頃、なにかと下地の世話を焼く雑貨屋の女主人に誑かされたのを手始めに、村の熟女たちが言い寄ってくる。<br />人の好い中年男は豊満な肉体を持て余す女たちに、救いの手を差し伸べようとするのだが...。<br />書下ろし長篇官能ロマン。<br />