濡れた朱い唇、挑発する瞳甘い疼きに誘われて、しなやかな指が秘壺をも弄る皆川藩五万石の双子の姫君である、照と小夜が婿として選んだのは、なんと八百屋の奉公人・伊助だった。<br />町人である自分が一国の姫君二人と夫婦になるという異例尽くめの婚儀に戸惑う伊助だったが……。<br />腹を決めた伊助は、淫気のおもむくまま、いずれ劣らぬ美女たちと奔放に褥を重ねていく。<br />書下ろし大江戸絵巻シリーズ第四弾!