歌を作り、歌を読み続けてきた歌人が、歌について考える。<br />自己、他者、コミュニケーション、性別、リアリティ、共同体、時代……様々な世代の歌人たちが詠った短歌の「面白さ」を味わううちに、その背後にある世界の「面白さ」が立ち現れる。<br />各界の評判を呼んだ、著者初の歌論集。<br />伊藤整文学賞受賞。<br />