大陸の涯での山地から運ばれて来た石は瑠璃色、それはやがて砕かれ、「群青」になるという。<br />その鉱石が欲しくて、夜更けの波止場をさまよう灯影と垂氷の前に、丸眼鏡の妙な麺麭屋が現れた…。<br />長野ワールド、夢の傑作短篇集。<br />。<br />※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。<br />文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。<br />