私を阻むものは、私自身にほかならない――ラグビー、筋トレ、恋とセックス。<br />ふたりの女を行き来する、いびつなキャンパスライフ。<br />28歳の鬼才が放つ、新時代の虚無。<br />【第163回芥川賞候補作】2019年文藝賞でデビューした新鋭による第2作。<br />