16歳の誕生日、深夜の公園で真柴翔は’モルヒネ’というあだ名のクラスの女子に会い――。<br />高校生達の傲慢で高潔な言葉が彼らの生きる速度で飛び交い、突き刺さる。<br />第57回文藝賞優秀作。<br />