「《戦争と戦後》のことを書きたい、すべての日本人の問題として書きたいと、私は、十年以上願ってきた。<br />」――戦争を忘れても、戦後は終らない……16歳のマリが挑んだ現代の「東京裁判」を描き、朝日、毎日、産経各紙で、’文学史的’事件と話題騒然! 著者が沈黙を破って放つ、感動の超大作。<br />