COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

ヴィーナス・ゴールド

自殺しようと思った夜、灯子が見たものは震える丸い月を背に立つ「ピエロ」だった 黄金の肌(ヴィーナス・ゴールド)がなまめかしく輝くとき、横浜の秘められた歴史の記憶が、汚辱にまみれた愛憎のドラマが、闇のなかに映し出される。
思わぬことで自己破産に追い込まれた普通のOL、灯子。
ホームレス寸前の彼女がさまよいこんだところは、横浜のドヤ街だった。
そこで出会った人々、恋、そして戦後横浜の闇を引きずった事件とは? ホームレス、ボランティア、貧困、差別、混血、同性愛…。
灯子の前に思いもよらなかった世界が展開する。
●山崎洋子(やまざき・ようこ)1947年、京都府宮津市生まれ。
コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。
横浜を描く作家として名高い。
現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。
2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。




ユーザレビュー
  • 0
  • 0
  • 0



ライトノベル・小説
©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.