コンビネーション
一途な野球への想いを真っすぐに描ききった青春小説の名作 契約金一億で、即戦力と期待された左腕のスーパールーキー・岡野が入ったチームには、三年前にドラフト5位で入った名倉という選手がいた。
常に要領よく、敷かれたレールに乗っていた岡野の目には、名倉はただの不器用な男としか映らなかったが……。
6人のチームメイトとひとりの少女の目を通して、名倉の成長を描く。
すべての野球狂に贈る珠玉のハートフル連作短編。
●谷山由紀(たにやま・ゆき)作家。
文芸同人誌活動のかたわら雑誌投稿を始め、1993年雑誌「グリフォン」(朝日ソノラマ)に短編投稿作が掲載されたのを機に、1995年『コンビネーション』(ソノラマ文庫)でデビュー。
その後、『天夢航海』『こんなに緑の森の中』(いずれもソノラマ文庫)を発表。
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