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さらば、わが暗黒の日々

仕事でバリに降り立った私は、仕組まれた‘偶然’により事件に巻き込まれてゆく 私の躰はくの字に折れ曲がっていた。
やがて二人の人間が私を抱え、彼らが海浜の水際を歩いていることがわかる。
やがて私の躰は、どさりと降され、同時に大きく左右に揺れた。
そう遠くない場所で、早口のインドネシア語の会話がきこえる…。
バリに来てから、奇妙な人影が常にまとわりついていた。
現地のガイドと警察、民族音楽グループ、オーストラリア人の大富豪、そして日本で死んだはずのあの女。
やがて殺人事件が起きて、その陰謀が徐々に明らかになっていく…。
インドネシアのバリ島を舞台にくりひろげられる、正統ハードボイルド長篇。
●河野典生(こうの・てんせい)1935年1月高知県生まれ。
詩作、劇作のかたわら1960年『陽光の下、若者は死ぬ』でデビュー。
1964年『殺意という名の家畜』で推理作家協会賞を受賞。
日本のハードボイルド小説の先駆者となる。
幻想派SF小説、ジャズ小説など、多彩な執筆分野とジャズのフィーリングを持つ作家として特異な存在。




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