夫、家庭、仕事、そして恋人……女流脚本家が追い求める愛のかたち 新藤憂子は女性脚本家。<br />三十代に入ってから仕事も結婚も手に入れ、今まさに人生を謳歌しようとしていた。<br />夫、義母と暮らすが、家計を支える憂子に二人とも遠慮がちだ。<br />そんな憂子に年下の俳優が誘いかけ、恋がはじまる。<br />一方、亡き友人の娘との同居が思わぬ事件に発展した…。<br />細やかな感性で描く、大人のための恋愛小説。<br />