虚構を演じ続ける女たちの‘タブー(禁忌)’とは 暴露本『スキャンダルへの招待』を書いたのち渡米した、フリーライター有藤久美が一年半ぶりに帰国すると、見知らぬ女が久美の本名を使って結婚し、さらには殺害されていた。<br />女はいったい何者で、何が目的だったのか。<br />久美は、女の遺した手記を手掛りに、謎の過去へと踏み込んでいく。<br />