バベル伝説
上野アークヒルズ、浅草バベルタワーに秘められし謎とは!? 天龍家は、古来より‘闇の盟主’として、日本を支配し君臨してきた。
政財界の黒幕・天龍悟郎は、死後も霊的な存在として、より完璧な支配を及ぼすため、天才建築家・伊賀大二郎を起用し、東京大改造(ユートピア)計画の実現を進めていた。
その計画の目的は、古代エジプトがピラミッドを、古代大和人が古墳を造ったがごとく、東京の都市そのものを天龍悟郎の‘墓’とすることであった。
天龍悟郎は‘至福千年王国’の王として君臨するのか? 天才建築家の‘呪われた宿命’とは…。
壮大な「神話大系」に取り組み新境地に挑んだ、著者渾身の長篇サイキックノベル。
「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!●友成純一(ともなり・じゅんいち)1954年福岡生まれ。
1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。
映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。
官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。
以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。
またロンドン関連の著書も多い。
現在はバリ島在住。
更新中です。しばらくお待ちください。