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ぼくの小さな祖国

日系移民の末裔たちが繰り広げる南米の小国のクーデター 二派の武力抗争が続く南米の貧しい小国。
老大統領を補佐するロドリゲス少佐は、国庫の外貨を奪い、大量の武器密輸入で一挙に反対派を壊滅するべく、大博打に出た。
忠実につき従う混血のジョン。
二人の武器密輸の道案内に立つ乞食(カポクロ)の少女カルメン。
三人はともに日系移民の末裔であり、日本に見棄てられた民衆でもあった。
彼らが忠誠を誓い手に入れようとする‘祖国’とは? 第87回直木賞候補となった、移民史を問う衝撃の長篇作品。
また、彼らそれぞれの生きざまと冒険の成り行きが独特な手法で語られ、小説構成上の実験が試みられている。
●胡桃沢耕史(くるみざわ・こうし)1925年東京生まれ。
府立六中(現新宿高校)、拓殖大学卒。
『近代説話』同人。
昭和30年、『壮士再び帰らず』(筆名・清水正二郎)で第7回オール讀物新人賞、58年、『天山を越えて』で第36回推理作家協会賞、同年『黒パン俘虜記』で第89回直木賞を受賞。
『翔んでる警視正』シリーズ、『旅人よ』、『ぼくの小さな祖国』、『女探偵アガサ奔る』、『ぶりっこ探偵』、『夕闇のパレスチナ』、『闘神』など著書多数。




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