やさしい旋律
私の運命の人ってどこにいるの? 今まで出逢った人? それとも…? 友人に裏切られ失恋した過去の体験から、恋に臆病になった25歳のOL・茉莉亞(まりあ)。
ある雪の降る夜、彼女は捨てられた古いピアノとその鍵を拾う。
長い間顧みられず音の狂ってしまったピアノの音色を取り戻そうとするうちに、茉莉亞は固く閉ざされた自分の心と向き合い、次第に気持ちがほどけていくのを感じるのだった。
運命の人を捜す旅を描く感動純愛小説。
なお、2008年には同タイトルで映画化(監督:KAZUTAKA、出演:柳沢なな、松田悟志)されています。
●井上香織(いのうえ・かおり)東京都生まれ。
青山学院大学文学部教育学科卒。
学生時代には、シンガーソングライターとして、『めざめの刻に』などを発表。
またラジオのパーソナリティー、他のアーティストへの作詞の提供も手がける。
大学卒業後は、私立高校教師を経て著作活動を続ける。
著書に『さよならの向こう側』(KKベストセラーズ)、『蜃気楼の彼方に』(幻冬舎)、『やさしい旋律』(スターツ出版)、『放課後』(講談社)、『25歳の辞表』(徳間書店)などがある。
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