官能宅配便
まごころをこめてお届けする愛と快楽の官能宅配便、今宵も貴女のもとへ「ん……んっ……」若妻が首を横に振った。
いや、いけないわ、と言っている。
指のさらなる侵入を禁じている。
てろてろしたパンツの内腿が……。
AV宅配のバイトをしている慎吾に、AV女優スカウトの話が持ち込まれて、あげくは出演するハメに。
満たされない女たちへ、愛の官能宅配便・慎吾の活躍を描く傑作官能ロマン。
●北山悦史(きたやま・えつし)1945年、北海道生まれ。
山形大学文理学部中退。
学習塾運営のかたわら小説を書き、1977年、官能作家デビュー。
「官能小説大賞」「日本文芸家クラブ大賞」「報知新聞社賞」を受賞。
独特のソフトな文体と描写で人気を博す。
気功家としての顔も持ち、各地で気功教室を開いている。
『占い師天峰 悦び癒し』(二見文庫)、『絵草子屋勘次随喜竿』(悦の森文庫)、『金四郎桃色秘帖 桜吹雪の女』(学研M文庫)など著書多数。
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