極悪
報酬は二億円……経済界の法皇と呼ばれる男を狙う犯人を悪党探偵が追う! 夜と昼、二人の愛人を持ち、‘ハイエナ’と恐れられる、やり手の悪党私立探偵・石津研次は、東西グループ総帥・土方賢次から仕事の依頼を受けた。
ひと月前、東和金属の副社長を斬殺したと思われる犯人から「次はお前だ」という脅迫電話があったのだという。
二億円の報酬につられて犯人の正体を追う石津だが、その背後には、政界を激変させる巨大な陰謀が隠されていた…。
長篇官能バイオレンス第4弾。
●広山義慶(ひろやま・よしのり)1935年大阪生まれ。
早稲田大学文学部仏文科卒業。
児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。
『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
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