元人気アイドル・紅林真紀の事件簿
消えたアンティークドールが犯人を知っている!?「火事で行方不明になった姉が宝物にしていたアイドルスター・紅林真紀のサイン色紙が、インターネットオークションに出され、その出品者・石田友雄の絞殺死体が多摩川で発見された。
その真相が知りたい」。
『週刊ジャパン』編集部に届いた一通の手紙は、神戸で印刷業を営む野辺昭一からのものだった。
その後、昭一の姉・藍子がコレクションしていたアンティークドールも石田の部屋から見つかった。
自分のサイン色紙と人形の謎を、「特命記者」真紀が追う。
だが、第二の殺人が起こり、その死体も藍子の人形を抱いていた…。
芸能界を引退した元人気アイドルが活躍する旅情ミステリー、第3弾!●矢島誠(やじま・まこと)1954年、東京生まれ。
中央大学卒業。
雑誌編集者を経て、1988年『霊南坂殺人事件』でデビュー。
『星狩人』で、第29回江戸川乱歩賞候補。
第8回横溝正史賞候補となった『双曲線上の殺人』は火曜サスペンス劇場でドラマ化されている。
長編ミステリーだけでなく、ホラー短編集や、最近では、時代小説も手がける。
更新中です。しばらくお待ちください。