幸せのかたち
仕事、家庭、友情……最後に選ぶのは? 戦慄の長篇心理サスペンス 駅前の商店街で紗江子に声をかけてきた女性は、中学時代、卒業を前に転校したクラスメートの美幸だった。
完成したばかりの近くの高層マンションに引っ越してきたという。
18年ぶりの再会を機に、紗江子の平穏な日々は変化をみせはじめ、紗江子の旧友で同じクラスメートだった香織にも…。
人生の岐路に直面した三人の女性の姿を描く、ミステリアスな物語。
●松村比呂美(まつむら・ひろみ)1956年福岡県生まれ。
オール讀物推理小説新人賞最終候補作2作を含む『女たちの殺意』(新風舎)でデビュー。
著書に『キリコはお金持ちになりたいの』(幻冬舎文庫)、『鈍色の家』(光文社文庫)、『終わらせ人』『恨み忘れじ』(角川ホラー文庫)、『幸せのかたち』(双葉文庫)などがある。
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