女豹特務刑事
四人の女豹刑事が三つの事件を結ぶ点と線から真相解明の突破口を開く! 沖縄の珊瑚礁の中で女性の全裸死体が見つかり、その女友達二人が失踪した。
同じ頃、スチュワーデスと銀行員が拉致され、それぞれ十億円ずつの身代金要求がきた。
警視庁の五加木警視は、特務機関の四人の女豹刑事に極秘で事件解決を命じる。
だが、彼女たちの行動は筒抜けで、犯人は銀行側から見事に金を奪い取った。
内部に共犯者が…? 四人は殺人と誘拐事件の繋がりを掴むや、黒幕を炙り出すべく罠を仕掛けた。
長篇ポリス・アクション第4弾!●龍一京(りゅう・いっきょう)1941年大分県生まれ。
元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。
退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。
著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。
『偽装捜査』(光文社文庫)、『狂った正義』(廣済堂文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)、『重犯』『虐讐』(徳間文庫)など著書多数。
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