新黙示録
バイオレンス&エロスが繰り広げられる長篇伝奇ロマン! 縄文時代に津軽一帯に絢爛たる文化を築いたホツマは、弥生の民の奸計に滅びた。
その弥生の血をひく岩嶺家は、軍団‘火の矛’を擁し、日本の政財界を牛耳っていた。
いましも岩嶺家がオーナーのやまと鋼鉄は、ホツマの末裔率いるみちのく製鉄を合併すべく暗躍していた。
長脛元彦。
ホツマの救世主となるべく孤月の宝剣を賜った超呪術者である彼は、陰謀を阻むべく立ち上がった。
古来よりの呪力を自在に操り、民族の再興と復讐に賭けるホツマの死闘。
古代の確執が現代に甦り、血の嵐を巻きおこす!●志茂田景樹(しもだ・かげき)静岡県生まれ。
おひつじ座のA型。
中央大学法学部卒。
塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞。
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