星狩人
地球制覇を狙う異世界からの魔手が、ついに最終戦争の引き金にかかった! 池袋のフィリピン・クラブのダンサーが、売春容疑で本国へ強制送還された。
その前夜、彼女たちを買った米兵と商社マンは、快楽の思い出を胸にそれぞれの任地へ……が、彼らの胸に植えつけられたのは思い出だけではなかった。
闇から闇へ……憑依生命体の浸透は続く。
その魔手が、ついに最終戦争の引き金にかかった。
傑作SFサスペンス「星狩人」シリーズ、第4弾にして堂々の完結編。
●川又千秋(かわまた・ちあき)1948年、北海道小樽市生まれ。
作家、評論家。
慶應義塾大学文学部卒。
学生時代よりファン活動を始め、SF専門誌で評論を発表。
『火星人先史』で第12回星雲賞を、『幻詩狩り』で第5回日本SF大賞を受賞。
他に『ラバウル烈風空戦録』シリーズ(中央公論社)、『亜人戦士』シリーズ(徳間書店)、『創星記』(早川書房)など著書多数。
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