土竜の聖杯
興奮の極地をむかえるスプラッタ描写! 驚愕のラストを見逃すな! オカルト教団が新宿に埋めた‘土竜の心臓’により、超高層ビル群は焼けただれたかのように溶解していた。
街は男の精を吸い尽くす教団の魔女に溢れ、レディー狩りの名目で殺戮を繰り返す武装警官隊が横行していた。
民衆は肉を裁たれ血を飛沫かせながらもVABに抗戦を挑むが、非道な重火器の前に次々と斃れた。
その時、血みどろの街を見下ろす格好で、身の丈百メートルもの巨人が出現した。
巨人は果たして救世主なのか!? 世紀のスーパー猟奇アクション第3弾! 「電子版あとがき」を追加収録。
●友成純一(ともなり・じゅんいち)1954年福岡生まれ。
1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。
映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。
官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。
以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。
またロンドン関連の著書も多い。
現在はバリ島在住。
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