内視鏡検査室
突然の心肺停止、遺産相続、次々と失踪する関係者… 薬によるアナフィラキシーショック(急性アレルギー反応)と思われる患者の死亡例。
それは本当に薬の複合投与が原因なのか? 死亡したのは全国に料亭チェーンを持つオーナー。
遺族は多額の遺産相続に狂奔する。
そして連続する不可解な失踪事件。
内視鏡検査室という密室と、絡み合う人間の欲望に、副作用解析医・古閑志保梨がふたたび挑む。
美貌の副作用解析医・古閑志保梨が活躍するシリーズ第4弾が登場! 現役医師が描き出す、本格医療サスペンス小説。
●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)大阪大学医学部卒業。
大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。
現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
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