博士号剥奪 女医・倉石祥子
患者の命を利用して計画された報復行為の全貌を暴く「胆嚢癌見落としで術後二ヵ月で死亡?」患者の家族から、抗議文書が届いている。
どうもおかしい。
裏で操っているのは、現在医療裁判で争っている寺下記念病院のようだ。
死因に疑問を持った女医・倉石祥子は、神山烈火・蘭子たちと共に行動を開始。
しかしそこには、寺下幸一院長の二重三重に張り巡らされた罠が待ち構えていた。
自身の医学博士号取得のため日夜研究に追われながらも調査を続ける祥子は、やがて寺下の‘過去’に気付く…。
テレビドラマ化もされた「女医・倉石祥子」シリーズ、第8弾が電子オリジナル作品として登場!●霧村悠康(きりむら・ゆうこう)大阪大学医学部卒業。
大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。
現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
『死の点滴』(二見書房)、『悪医の病棟』(徳間書店)など医療ミステリーの著書多数。
「女医・倉石祥子」シリーズはテレビドラマ化された。
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