幽霊屋敷
不気味な洋館に怪しげな家族が越してきてから、行方不明者が多発して… 現代においてなお、河童の目撃例が後をたたない熊本・国見村。
東京から越してきた正樹は、初めて暮らす大自然を探索中、村外れに巨大な洋館を発見した。
不気味な佇まいに興味を覚えた正樹は、村人に由来を尋ねるが、何故か皆口ごもる。
一体この屋敷には何が隠されているのか。
そこへ、ある一家が入居してきた。
その直後から村では不思議な出来事が…。
●友成純一(ともなり・じゅんいち)1954年福岡生まれ。
1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。
映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。
官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。
以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。
またロンドン関連の著書も多い。
現在はバリ島在住。
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