妖鬼特捜官
歪められた歴史の裂け目から顔を覗かせる、おぞましき魔界 伽蘭堂馬、39歳。
もとグリーン・ベレー及びフランス外人部隊の傭兵。
戦功十字章七度。
今はグアムでしがない射場のマスターである。
去年の夏、日本人夫婦が訪れてから急に身辺がキナ臭くなってきた。
幻の蛇に襲われたり、甲胄姿の侍に斬りかけられたり…。
そして、謎を追い日本に帰った堂馬の行き着いた先は、現代のミステリー・ゾーン、平家の落人の里だった!●菊地秀行(きくち・ひでゆき)1949年、千葉県生まれ。
青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市‘新宿’』でデビュー。
1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。
伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。
著作は300冊を超える。
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