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髑髏町綺譚

壮絶なバイオレンス・スプラッターの世界を描いた短篇集 近未来、東京の一画に、髑髏(ドクロ)町とよばれる町があった。
そこにはアル中、ジャンキー、マッド・サイエンティストなど、世の中のはみだし者たちがたむろしていた。
常識も道徳も良心もなく、怖いものさえなにもない。
奇々怪々な人々の日常には、想像を絶する事件が続出する! そして、その陰には得体の知れない支配者の存在が…! 魔訶不思議な町を舞台に、幻想の時間と空間が拡がる。
魔窟・髑髏町を舞台にした連作短篇が、「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊!・第一話 幻夢を吐く男・第二話 問答・赤ん坊の造り方・第三話 髑髏町探査行・第四話 髑髏町の性科学・第五話 髑髏町の支配者・第六話 春の運動会●友成純一(ともなり・じゅんいち)1954年福岡生まれ。
1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。
映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。
官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。
以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。
またロンドン関連の著書も多い。
現在はバリ島在住。




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