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中国人の無恥、日本人の無知

中国は、国家として本気で尖閣諸島を獲りにきている! さまざまな行き違いや誤解などがあり、緊迫している中国との関係。
この状況で、中国という国家の体質、中国人という気質を知ることは、隣人としてもっとも急がねばならない。
武力衝突や戦争への危惧などの話は「杞憂」に終われば、それでいい。
現実になってほしくはない。
ただ、災難を、頭を低くして避けるだけが能ではない。
中華民族、中華思想をよく知ることで、災難は事前に避けることは出来るのだ。
本書では、中国という国の成り立ち、民族の性格、スパイやサイバーテロの実態、そしてアメリカや日本との関係性までをわかりやすく解説。
はたして、「中華思想」の正体とは。
そして、強さと脆(もろ)さが同居する中国人の正体とは何だろうか。
長年にわたり中国を取材し続けてきたジャーナリストが書き下ろす渾身の一作! 電子オリジナル作品。
序 章 常識が通じない国との戦争第一章 そもそも中華思想とは?第二章 中華思想のルーツを求めたロングマーチ第三章 地政学から地経学へ第四章 不機嫌な中国第五章 ドイツ人は三角、中国人は二極、日本人は円第六章 爆食中国人を、誰が養うのか第七章 膨張・中国の正体を見抜け終 章 危うい隣人●森田靖郎(もりた・やすろう)作家。
1945年、兵庫県出身。
文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。
その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。
改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。
ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。
主な著書に、『東京チャイニーズ』(講談社)、『見えない隣人 ?小説・中国人犯罪?』(小学館)、『スネーク・シャドウ』(朝日新聞社)、『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街?池袋チャイナタウン・プロジェクト?』(ナショナル出版)などがある。




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