COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

妖魔の肖像

「妖異な眼」の肖像画の下で歌っていた女は、死んだ恋人にそっくりだった… テレビの脚本をすっぽかして酒を飲み、プロデューサーとけんかをした夜、霧の新宿で柚木進は、見たことのない高層ビルに迷いこんだ。
その頂上の「バンドワゴン」というクラブで歌っていたのは、死んだ恋人にそっくりの女だった。
翌日店を捜した柚木は、前夜のビルを見つけることができない。
しかも、鹿毛裕子と名乗るその女を追い始めた柚木の周囲に、奇怪な出来事が次々と起きはじめる。
柚木そっくりの藁人形が木に吊るされ、自分も命を狙われる。
鍵は、店に掲げられていた、巨大な肖像画にあるらしい。
やがて柚木が踏みこんでいったところは甘美な、だが恐ろしい世界だった…。
●田中文雄(たなか・ふみお)1941年東京生まれ。
早稲田大学卒業後、東宝入社。
70年代を中心にプロデューサーとして映画製作に携わる。
1974年に『夏の旅人』で早川書房SF三大コンテスト佳作入選。
1975年に『さすらい』で幻影城新人賞佳作入選。
1986年東宝を退社して作家専業となり、ミステリー、ホラー、SFバイオレンスなどに健筆をふるう。
草薙圭一郎名義では時代小説、架空戦記も発表している。




ユーザレビュー
  • 0
  • 0
  • 0



ライトノベル・小説
©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.