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北斗燃ゆ 進撃篇

太平洋戦争の開戦時から投入された偵察機……それは、推進プロペラ式の木製機だった! 艦上襲撃機とでも呼ぶべき、「北斗」。
それは、機体後部にプロペラを持つ双発推進式で、しかも材質の多くは木材という特殊な機体だった。
南千倉製作所で開発された試作機だったが、数奇な運命を辿り、最初の任務として、なんと真珠湾攻撃の偵察機として使用されることになった。
「俺たちゃ、戦争に行くのか」北斗の開発に携わってきた篠塚と箱崎は頭を抱えた…。
●青山智樹(あおやま・ともき)1960年、東京都武蔵野市生まれ。
学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。
東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。
1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。
『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。
その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。




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