【合本版】タルカス伝
官能、暴力、呪術、化学、神話、音楽、あらゆるものを飲み込んで想像力の限界に挑む! 血と精液の匂いに満ちた狂乱の国グユ。
そこを治める狂熱風雲王がひとりの娘に惚れた。
その娘とは、狂熱風雲王が長年攻め落とせずにいる辺境の小国‘花と硝子のふるさと’アムネシアの王、黙り牛のひとり娘だった。
力ずくで彼女を手に入れようと考えた彼はアムネシアに対して兵を起こし、その不意をついて国境を越え攻め入ったのだった。
名作SF「タルカス伝」シリーズ1?5巻が、合本版として登場!●中井紀夫(なかい・のりお)1952年生まれ。
武蔵大学人文学部卒業。
ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。
主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。
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